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子猫用キャットフードから大人用キャットフードにはいつ変えればよいか

キャットフードは、体質や改善したい内容の他、ライフステージに応じて「子猫用」「アダルト用」「シニア用」などの分類があります。
子猫のうちから愛猫を育てている飼い主さんにとって、子猫用のキャットフードから大人用のキャットフードへの切り替え時期は悩みの種のひとつですね。
猫は、人間と同じく成長にともない必要なカロリーや栄養素が変わってくるため、その時々に応じたキャットフードで健康な身体とスムーズな成長を補助してあげることが大切です。
今回は、子猫用キャットフードから大人用キャットフードへ切り替えるタイミングと、子猫用キャットフードと大人用キャットフードの違いについてご紹介したいと思います。

1.猫種や大きさによって切り替えのタイミングは変わる

猫、とひとくちに言っても、成長の速さや成猫になったときの身体の大きさは異なります。
血統がはっきりしている猫の場合は、大型種、中型種、小型種でおおよその成長時期が分かりますが、ミックスの猫の場合は成長の目安が分かりづらいこともありますね。
血統がはっきりしている猫の場合と、ミックスの場合とでの、キャットフードの切り替えのタイミングについてひとつひとつ見ていきましょう。

1-1.大型種の猫がキャットフードを切り替えるタイミング
メインクーンやラグドール、ノルウェイジャンフォレストキャットなどは「大型種」と呼ばれ、成猫になると最大で10kgほどの大きさになります。
これら大型種の猫は成長にも時間がかかり、「子猫」の時期は2歳から3歳くらいまで続くのです。
このため、生後2年ないし3年程度までは、子猫用のキャットフードを与えるのが良いとされています。
成長が止まった目安は、体重の増加速度で知る事ができます。
週に1度程度体重を量って、以前よりも増加が緩やかになったな、と感じたら少しずつ大人用のキャットフードに切り替えて行くようにしましょう。

1-2.中型種の猫がキャットフードを切り替えるタイミング
ペルシャ、ヒマラヤン、アメリカンショートヘアなどの猫は「中型種」と呼ばれ、猫の標準的な体型・体重の個体がもっとも多く見られます。
中型種の猫は、一般的な猫の成長速度とされる1年を目安に成長が止まり成猫となるため、10ヶ月から12ヶ月ごろを切り替えのタイミングとしましょう。
成猫かどうかを判断する目安は体重です。
4kgから5kg程度になれば、成猫になっていると考えて良いでしょう。

1-3.小型種の猫がキャットフードを切り替えるタイミング
ロシアンブルー、アビシニアン、シャムなどの猫は「小型種」と呼ばれ、標準的な猫からは比較的小柄な個体が多く見られます。
これらの猫は身体が小さいため成長が止まるのが速く、他の猫種と比べるとキャットフードの切り替え時期もやや早めになります。
月齢で言うと12ヶ月前後、体重で言うと3kgを超えた頃を大人用キャットフードへの切り替え時期と考えると良いでしょう。

1-4.ミックスの猫がキャットフードを切り替えるタイミング
血統がはっきりしている猫の場合は、猫種で成長の速度や成猫になった目安が分かりますが、ミックスの猫の場合は判断が難しくなってきます。
ミックスの猫の成長速度は個体差が大変激しく、成猫になってから小柄な子だと分かったり、また1年を超えてもまだ大きくなり続けたりとさまざまです。
成長の目安は、血統がはっきりしている猫と同様に体重の変動で知る事ができます。
定期的に体重を量り、増え方が緩やかになってきたと感じたら、大人用のキャットフードに切り替えて行きましょう。
また、ミックスの猫が大柄になるか小柄になるかは、脚の太さでも知る事ができます。
しっかりとした太い脚の猫はゆっくりとした成長で大柄に、逆にほっそりとした脚の猫は速い成長で小柄になる傾向があるのです。
体重の増え方と身体の特徴をよく見て、キャットフードを上手に切り替えてあげてくださいね。

2.子猫用キャットフードと大人用キャットフードの違い

「キャットフードなんてどれも同じじゃないの?」と思っている方はいませんか?
実は、人間で言うと子供の頃に「補食」としておやつが必要なように、猫も子猫と成猫では与えるべきカロリーや栄養素が大きく異なります。
子猫用キャットフードと大人用キャットフードの違いをひとつひとつ見ていきましょう。

2-1.カロリーの違い
子猫用キャットフードと大人用キャットフードの最も大きな違いは「カロリー」です。
子猫は、成長するために非常に多くのカロリーを必要とします。
一方で、大人になった猫は成長が止まり、逆に肥満を防止する必要があるため、大人用のキャットフードはカロリーが控えめに作られているケースがほとんどです。
子猫用キャットフードは、成長に必要な熱量を計算して作られているので、子猫にはきちんと子猫用を与えるようにしましょう。

2-2.栄養素の違い
人間の赤ちゃんが母乳によって免疫力をつけるように、子猫も子猫の頃の食事で後々まで影響する免疫力をつけています。
ビタミン類やタウリン、ミネラル類などをバランス良く配合している子猫用キャットフードを与える事により、成猫になっても風邪を引きづらかったり皮膚炎にかかりづらかったりと、丈夫な身体を作ることができるのです。
猫の一生の健康状態は、子猫の頃の食事内容で決まると言っても過言ではないくらい、子猫に与えるキャットフードは重要です。
子猫には子猫用のキャットフードをきちんと与えて、一生を健康的に過ごせるように飼い主がサポートしてあげることが大切です。

3.まとめ

子猫用キャットフードから大人用キャットフードへの切り替えのタイミングと、子猫用・大人用のキャットフードの違いについてご紹介しました。

・猫の大きさと成長速度によりキャットフードを変えるタイミングは異なる
・子猫用のキャットフードは子猫の健康な成長をサポートする

ということが分かりましたね。
今回ご紹介した猫種ごとの成長の特徴をヒントに、愛猫の体重の変化や体つきの変化をよく見て、子猫の健康をサポートしてあげてくださいね。

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