猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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キャットフードを小分けすることのメリット

キャットフード、特にドライフードを小分けにして保存している人を見たことはありませんか?
買ってきたキャットフードを開封して小分けにして…手間がかかる作業のように感じますが、実はキャットフードを小分けにする事には様々なメリットがあるのです。
今回は、キャットフードを小分けにするメリットと、小分けにする方法やコツなどをご紹介したいと思います。

1.キャットフードを小分けにするメリット

1-1.酸化を防ぐ
買ってきたキャットフードを小分けにして保存することは、キャットフードの酸化防止に繋がります。
大袋を開封したままで保存していると、外気に触れることで酸化が進んでしまいますが、小分けにして密封する事で酸化を防ぐことが出来るのです。
酸化したキャットフードを与え続けると、キャットフードに含まれる脂質が「過酸化脂質」と呼ばれる物質に変化し、猫の体調不良に繋がってしまいます。
酸化を防ぐことで、猫の健康維持に繋げる事ができますよ。

1-2.1回の食事量が安定する
大袋から「だいたいこれくらい」と、目分量でドライフードをお皿に出しているのに対し、きちんと計量して小分けにしていれば1回の食事量が毎回同じになります。
食事量を安定させることは、愛猫の肥満防止や食べ過ぎによる嘔吐の防止など様々なメリットがあります。

2.キャットフードを小分けにする方法

酸化を防いだり、食事量を安定させたりと、キャットフードを小分けにするメリットは分かりました。
それでは、具体的にどうやって小分けにしたら良いのでしょうか?
キャットフードを小分けにする方法をいくつかご紹介したいと思います。

2-1.ファスナーの付いたビニール袋に入れる
スーパーなどで売っている、ファスナー付きのビニール袋に入れて、しっかりとファスナーを閉じて保存します。
ビニール袋は外気が入りやすい性質があるため、食品用の乾燥剤や酸化防止剤を一緒に入れておくと酸化を防ぐ事が出来ますよ。

2-2.小さなタッパーに入れる
大袋を3等分、あるいは4等分して、タッパーに移し替えます。
すき間が出来ないようにしっかりと蓋をして保存しましょう。

2-3.密封する事が出来る瓶に入れる
タッパー同様、大袋を3等分か4等分にして、瓶に移し替えます。
瓶は密封出来るタイプのものが良いので、蓋にゴムパッキンがついているものがお勧めです。

2-4.フードストッカーを使う
ペットフードを保存するための「フードストッカー」には様々なタイプのものがありますが、小分けにするときにお勧めなのは真空にできるタイプのものです。
瓶の中の空気を完全に抜くことでキャットフードの酸化を防ぐことができますよ。

3.キャットフードを小分けにするときのコツと注意点

キャットフードを小分けにするメリットや、小分けにする方法をご紹介しましたが、小分けにするときに注意する点がいくつかあります。

3-1.冷蔵庫で保存しない
食べ物の酸化を防ぐためには「低温低湿」が良いとされるため、つい冷蔵庫での保存を考えてしまいがちですが、ドライフードの場合は冷蔵庫で保存してはいけません。
もともとドライフードは水分をほとんど含んでいないため、冷蔵庫に入れることで結露により水分を吸収し、カビや雑菌の増殖に繋がってしまうからです。
小分けにしたキャットフードは冷蔵庫に入れず、直射日光の当たらない常温で保存するようにしましょう。

3-2.脱酸素剤や乾燥剤で酸化を防止しよう
人間の食べ物でも使われている脱酸素剤や乾燥剤は、スーパーやホームセンターで手軽に購入することができます。
小分けにした袋やタッパーにこれらをひとつ入れておくことで、酸化防止の大きな効果があるので是非使ってみてくださいね。

3-3.小分けにするときに分量を量ろう
キャットフードを小分けにするとき、ただ漫然と分けるのではなく、きちんと分量を量ることをお勧めします。
一定量を小分けにすることで愛猫の食事量が安定し、肥満や嘔吐の防止に役立ちます。
また、毎回決まった量の食事を与えられるようになることで猫の食欲の変化に気付きやすくなるため、猫の病気の早期発見にも繋がるのです。

4.まとめ

キャットフードを小分けにするメリットや、小分けにする方法、小分けにするときのコツ・注意点をご紹介しました。
買ってきてすぐにキャットフードを開けて、量を量って移し替える、というのは手間のように感じますが、フードの酸化防止や愛猫の健康管理など、小分けにするメリットは手間をかける以上にあると思いませんか?
キャットフードを買ってきたときは是非、今回の記事を参考に小分けにして保存してみてくださいね。

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