猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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皮膚病の猫のためのキャットフード

猫は頻繁に毛繕いをする動物ですが、あまりに頻度が多い場合は、アレルギーや虫、ストレスなどが原因となる皮膚病にかかっているおそれがあります。
中でもアレルギーは、キャットフードに由来する場合がほとんどです。
皮膚病が発見されたらなるべく早めに動物病院を受診することをお勧めしますが、今回は、猫がキャットフードで皮膚病になってしまう原因と、皮膚病になってしまった猫のために食べさせたいキャットフードの選び方についてご紹介したいと思います。

1.キャットフードに含まれている原材料が皮膚病の原因となる

1-1.植物性タンパク質はアレルギー性皮膚炎のもと
安価なキャットフードの多くは、原材料でトウモロコシや小麦、米などの穀物を使っています。
ところが、猫はもともと完全肉食動物であるため、これらの穀物を消化することが非常に苦手なのです。
本来身体に入ってくるべきではない植物性タンパク質が入ってくることで身体が過剰反応を起こし、皮膚にアレルギー症状があらわれます。
また、穀物を多く使っているキャットフードは消化に悪いため、長期間腸内に滞在し、口臭や便臭、便秘などの原因にもなるのです。

1-2.動物性タンパク質は良質なものを
原材料が動物の肉だからといって安心出来るというわけではありません。
キャットフードの原材料に、具体的な動物の名前ではなく「肉類」「○○ミール」と書かれているのを見たことはありませんか? これらは、他の食品を加工するときに出たクズ肉の他、鶏であればくちばしや羽根、他の動物であれば内臓や糞尿まですべて区別なく混ぜて加工しているものなのです。
これらは「4Dミート」と呼ばれる本来ならば廃棄される肉や部位。
4Dとは
Dead = 死んでしまった動物の肉
Diseased = 病気だった動物の肉
Dying = 死にかけていた動物の肉
Disabled = 障害のあった動物の肉
を指します。
病気の動物や、何らかの原因で死んでしまった動物を処分して作られるのが4Dミート。
動物性タンパク質であることには変わりがありませんが、その質は決して自分の猫に与えられるものではないということが分かると思います。
病気の動物の肉を口にすることで、皮膚病だけではなく様々な病気に愛猫がかかってしまうおそれがありますね。

2.皮膚病の猫のためのキャットフードの選び方

では、皮膚病にかかってしまっている猫にはどのようなキャットフードを与えたら良いでしょうか? 先に挙げた注意点などからいくつかご紹介していきたいと思います。

2-1.主原料が動物性タンパク質のものを選ぼう
キャットフードのパッケージの原材料欄で、最初に動物性原材料が書かれているものを選びましょう。
穀物が使われていないキャットフードは、パッケージの表面に「グレインフリー」「穀物不使用」などの表記があるものもあります。
また、動物性原材料が使われていても、「○○ミール」「肉類」などと表記がされている場合は4Dミートを使っているので避けた方が猫の皮膚病の予防・改善に繋がります。

2-2.顔に皮膚病が出ている場合はドライフードを与えよう
皮膚病の症状が顔に出てしまっている場合は、しばらくの間ドライフードを与える事をお勧めします。
理由は、ウェットフードの場合は顔に食べかすが付きやすく、患部が不衛生になりがちだからです。
ドライフードに慣れていない猫に与える場合は、最初はウェットフードとドライフードを7対3程度の割合で混ぜたものを与え、徐々にドライフードの比率を増やして慣れさせるようにしましょう。

2-3.添加物は極力少ないものを与えよう
猫の皮膚病は原因のほとんどがアレルギーです。
どんなにキャットフードを変えても症状が緩和されないというときは、フードの添加物に着目してみてください。
どの添加物が皮膚病の原因になっているかを突き止めるのは現代の動物医療では難しいと言われていますので、添加物フリーのフードに切り替えてみると良いでしょう。
添加物フリーのキャットフードを与える事で、皮膚病の軽減だけではなく、口臭や便臭の軽減の効果も期待できますよ。

3.まとめ

皮膚病の猫に与えるキャットフードの選び方として ・動物性タンパク質を主原料としたものを与える
・ドライフードを与える
・添加物が少ないものを与える
ということをご紹介しました。
皮膚病の改善は一朝一夕で目に見えるものではなく、時間をかけてじっくりと取り組む必要がありますが、今回ご紹介したキャットフードの選び方は、皮膚病のみならず猫の健康全般にも良いとされているものです。
是非、猫も人間も快適に暮らせるように取り入れていただけると嬉しく思います。

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