猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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高いキャットフードと安いキャットフードの違い

キャットフードを選ぶ時に、「値段」をポイントにしている人は少なくないと思います。
高いキャットフードと安いキャットフードでは何が異なるのか、という疑問はありませんか?
実は高いキャットフードと安いキャットフードでは、さまざまな面で大きな違いがあるのです。
今回は、高いキャットフードと安いキャットフードの違いを、比較しながらご紹介していきたいと思います。

1.原産国の違い

高いキャットフードと安いキャットフードで大きく異なる点のひとつに「原産国の違い」があります。
高いキャットフードの多くは、アメリカやイギリス、ドイツ、カナダなど欧米・欧州諸国で作られています。
一方で、安いキャットフードは国産のものが多いのです。
「国産なのに安いのは何故?」と思う方もいるかも知れませんね。
実は、欧米諸国では、キャットフードに対する品質基準が法律で定められており、品質を管理する機関が各商品の安全性を厳しくチェックしています。
このため、原材料や輸送方法などが細かく管理されており、品質維持・管理費用として価格が高く設定されているものが多いのです。
一方、日本では、キャットフードに対する安全基準の「指標」はありますが、残念ながらまだ厳密な運用はされていません。
このため、コストがかからないぶん価格が安く設定されているのです。

2.原材料の品質の違い

高いキャットフードと安いキャットフードの原材料の違いを比較したことはありますか?
高いキャットフードでは、原材料に「チキン」「サーモン」「まぐろ」などと具体的な表記があるのに対して、安いキャットフードでは「家禽ミール」「ミートミール」「肉副産物」などの表記になっています。
実はこの、家禽ミールなどの表記は、加工済みの肉類に対して記載されるもので、その多くは人間が食べる事ができない部位や、病死・事故死・障害があった動物の肉を使用している可能性が高いのです。
加工済みの肉類は部位も限定されておらず、動物の毛や骨、内臓類が混入しているケースも少なくありません。
一方で、高いキャットフードの場合は、使用する肉の部位を細かく限定し、中には商品のために契約を結んだ畜産農家から仕入れた原材料を使用している場合もあります。
高いキャットフードは、原材料の品質を厳密に管理していることが価格に反映されているのです。

3.原材料の内容の違い

ドライフードに限った話ですが、高いキャットフードと安いキャットフードでは、原材料の内容も大きく異なります。
代表的な例は「穀類」です。
安いキャットフードの原材料欄を見ると、最初にトウモロコシや小麦などの穀類が表記されていますね。
これは、原材料で穀類が最も多く含まれているという意味なのです。
肉類を多く使うキャットフードはコストがかかるため、安いキャットフードではかさ増しのために穀類を使っている事が多いのです。
一方で、高いキャットフードでは、最初に肉や魚などの動物性タンパク質が原材料として表記されており、中には穀類を一切使わない「グレインフリー」というものもあります。
猫は完全肉食動物なので、本来であればすべてのタンパク質は動物性のものを摂ることが健康上も望ましいのです。
高いキャットフードは、猫の健康を考えて設計されたものが多いと言えるでしょう。

4.添加物の違い

先に書いたとおり、安いキャットフードは原材料の品質があまりよくありません。
当然そういった原材料を使ったキャットフードは、そのままでは臭いがあるため、猫の食いつきも悪くなります。
そこで、安いキャットフードでは、香料を使って猫が食べやすい臭いにしているのです。
また、ドライフードの場合は、フードの酸化や腐敗を遅らせるために、酸化防止剤や人工保存料を使っています。
これらの添加物は、内容によりますが猫の身体には非常に悪く、腎臓や肝臓に悪影響をおよぼすものも少なくありません。
高いキャットフードの場合、原材料の品質が良いため臭いをごまかす必要がなく、無香料でそのまま販売されているものがほとんどです。
また、酸化や腐敗の防止に関しても、人工の薬剤を使わず自然由来の成分を使っていたり、中には「完全無添加」の商品などもあったりします。

5.まとめ

高いキャットフードと安いキャットフードの違いについてご紹介しました。
いわゆる「プレミアムキャットフード」と呼ばれる高価なキャットフードは、ヨーロッパ産であればFEDIAF(欧州ペットフード工業界連合)、アメリカ産であればAAFCO(米国飼料検査官協会)の厳しい審査を受けて市場に出ている商品ばかりです。
ヨーロッパでは、国によりキャットフードの基準を罰則付きの法律としている場合もあり、特にドイツでは、安全基準を満たさない生産者は営業ができないという厳しい運用がされています。
こうした取り組みをしっかりと行い、品質を高めることが価格に反映されているのであれば、キャットフードの値段に差が出ることも納得ですね。
高いキャットフードはなかなか手が出づらい…という方もいるかも知れませんが、今回の記事を参考に、少しでも品質の良いキャットフードを選んでみて下さいね。

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