猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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キャットフードを吐き戻してしまった猫への対処法

犬が鋭敏な嗅覚で毒物をかぎ分けて食べないという話はよく耳にしますが、猫は体に一度取り入れたものをはき出す事で身を守る習性があります。
野生時に培った天才的な性質であり、生き延びて子孫を残すために備えられた能力の1つです。
かつ自分の不調を言葉で飼い主に伝えられない猫に、許されたただ1つの自己表現とも言えます。
したがって猫の吐くという行為はむしろ必要な事なのです。
この習性がなければ、猫はとうに絶滅していた可能性があります。

だけど身近で吐いている愛猫をみたら、誰でもかわいそうと思ってしまうかもしれません。
愛猫がキャットフードを吐いたときは、むしろ愛猫の健康チェックをするチャンスと思ってください。
嘔吐した内容物や嘔吐した後の猫のしぐさから様々なものが見えてきます。
吐いてすぐにキャットフードを変わらず食べ始めるか、いつものように走り回っているなら健康であるというサインです。
食べ過ぎたのかもしれません。
少し量を減らして観察してみましょう。

嘔吐するたびに体内の水分が失われていくわけですから、健康そのものとはいっても、回数を重ねれば脱水症状を引き起こしかねません。
今までは“キャットフードにがぶりついて食べていたのに“といぶかしがる気持ちはわからないでもありませんが、猫は人間の4倍ものスピードで加齢していきますから、急に食が細くなるという事は十分ありうるのです。
もしキャットフード初体験だったという場合は、キャットフードとの相性も検討してみる必要はあります。
ただし即決はしないでください。

他にも様々な要因が考えられるので、じっくり観察してみる事をオススメします。
嘔吐した後で元気がなくなった・嘔吐を繰り返すという時は正真正銘の病気である可能性があるので、即急に獣医に診てもらいましょう。
そのときに吐いた内容物を持って行くとより詳しい情報提供になりますので、診察・検査がよりスムーズになります。
内容物に毛玉が混じっているなら毛玉を吐き出すための生理現象なので心配はありませんが、異物や血液が混じっているか悪臭があるというなら、重篤な病気である心配もあるので緊急に獣医に診てもらいましょう。
まして毎日嘔吐という状態は心配です。
こうした事をしっかり観察しておくようにしましょう。

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