猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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毛玉ケア用キャットフード

猫の毛の生え替わりは非常に早く、子猫の場合は約30日、大人の猫の場合は約60日で全身の毛が生え替わると言われています。
猫が身体を舐めている仕草は「グルーミング」と呼ばれ、毛並みを整えるだけではなく抜け毛を身体から取り去るという目的もあります。
ところが、グルーミングで身体から取り去られた毛はそのまま飲み込んでしまうことがほとんどです。
猫は毛を体内で消化できないため、お腹の中に毛玉が溜まると「毛玉病」という病気にかかってしまうことも。
毛玉病は、毛玉ケアの対策がされたキャットフードを与える事で予防・改善することが可能です。
今回は、毛玉ケアが特に必要な猫種や、毛玉ケアの対策がされたキャットフードの特徴や与える際の注意点をご紹介したいと思います。

1.猫が吐いているのは毛玉を身体の外に出すためかもしれない

猫を飼っている人ならば、猫が吐いている姿を見たことがあると思います。
猫が吐いてしまうのは、原因は様々ありますが、実は胃の中に溜まった毛玉を排出するためかもしれません。
「猫草」と呼ばれる植物を食べて吐いたり、フードを吐いたりと色々な吐き方をしていますが、吐いたものをよく見てみて毛が混じっているか確認して下さい。
歳を取って吐き出す力が弱くなった猫は、毛玉を吐くことができなくなり、体内に毛玉が残ることで毛玉病になる恐れがあります。
日頃からこまめにブラッシングして毛を飲み込むのを防ぐ必要がありますが、グルーミングで抜け毛を飲み込んでしまうのは猫の習性。
キャットフードの力を借りて、毛玉がうまく体外に排出されるようサポートしていきましょう。

2.毛玉ケアのキャットフードが適した猫

全ての猫に毛玉ケアのキャットフードが必要かと言えば、そうではありません。
一般的に「短毛種」「シングルコート」と呼ばれる毛質の猫は、抜ける毛の量が少なく、お腹の中に溜まった毛も少量なので普通のキャットフードで充分ケアできるのです。
では、毛玉ケアのキャットフードが必要なのはどういうタイプの猫なのでしょうか? ひとつずつ見ていきたいと思います。

2-1.吐く回数が多い猫
短毛種の猫であっても、一日に何度も吐いてしまうような場合は毛玉ケアのキャットフードでケアしてあげた方が良いでしょう。
毛玉を吐き出すのは猫の習性ではありますが、フードで排出を補助してあげることで猫の身体への負担は随分軽減されるのですよ。

2-2.長毛種、ダブルコートの猫
毛が長い「長毛種」や、被毛がびっしりとしていて毛をかき分けても肌が露出しない「ダブルコート」の猫は、それだけ抜け毛の量が多いので毛玉ケアをしてあげた方が良いです。
これらの猫はグルーミングの回数も多く、それだけたくさんの毛を飲み込んでしまっているからです。
たとえ吐く回数が少なくても、多くの毛玉がお腹の中に残ってしまっている可能性があるので、毛玉ケアのキャットフードで排出を促してあげましょう。

3.毛玉ケアのキャットフードの特徴

毛玉ケア対策がされているキャットフードには、パッケージに「毛玉ケア」「ヘアボールコントロール」などの記載があります。
毛玉ケアの表示があるキャットフードには、一般的なキャットフードと比べて約2倍もの食物繊維が含まれており、猫のお腹の中に溜まった毛玉を絡め取り、糞と一緒に排出してくれる作用があるのです。
自然な排泄で毛玉を排出する分、吐くよりも猫への負担はずっと軽くなるのですよ。

4.毛玉ケア対策がされたキャットフードの注意点

毛玉を排出する助けとなる食物繊維は、植物性の材料に含まれています。
猫は完全肉食動物なので、毛玉ケアとはいえ植物性の材料が多すぎると消化不良を起こし、下痢や便秘などの原因になってしまいます。
特に、日頃から便秘気味の猫の場合は、食物繊維のためにとフードを植物性のものに切り替える事で症状が悪化する恐れもあるのです。
毛玉ケアのキャットフードは、与える前に猫の排泄リズムや胃腸の状態をよく見て判断するようにしましょう。

5.まとめ

毛玉ケアのキャットフードについて
・猫が吐く理由
・毛玉ケアのキャットフードが適した猫
・毛玉ケアのキャットフードの選び方
・毛玉ケアのキャットフードの注意点
をご紹介しました。
毛玉病は、悪化すると腸閉塞という病気につながり、外科手術が必要となる怖い病気なので、予防するためにも日頃からのブラッシングやフードでのケアが必要不可欠です。
猫の吐く回数や内容物、排泄のリズムなどをよく観察して、日常のケアと最適なフードで毛玉対策をしてあげてくださいね。

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