猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!

アメリカ産キャットフード

日本のペットフード業界は、品質基準や添加物の規制に関する法整備が遅れていると言われており、ペットフードの品質を向上させるための「一般社団法人ペットフード協会」の設立も、欧米諸国と比較しても2009年と遅めです。
ヨーロッパではFEDIAFと呼ばれるペットフードの製造基準を厳しく定めた機関が古くから存在し、アメリカでも同様に、ペットフードの使用原料や流通などを管理する団体「アメリカ飼料検査官協会(AAFCO)」が1990年代に発足しました。
果たしてアメリカ産のキャットフードは安全なのでしょうか。
品質や原材料の基準はどうなっているのでしょうか。
今回は、アメリカ産キャットフードの管理基準や品質上の特徴、安全性などについてご紹介したいと思います。

1.アメリカのキャットフードに関する法整備

アメリカでは、キャットフードに関して連邦政府と州政府で2つの異なる法律が存在します。
連邦政府で定められている法律は「食品・医薬品・化粧品法」に基づいており、キャットフードも「食品」のうちのひとつと位置づけられて法律が適用されています。
一方、州政府による法律では、冒頭でご紹介したAAFCOによって定められたモデル法令を基準とし、キャットフードに関する品質・流通・管理などは州ごとに異なる内容で定められているのです。
ヨーロッパでペットフードの品質基準を定めているFEDIAFとアメリカのAAFCOでは、フードの原材料や添加物、酸化防止剤に使う事が出来るものを定め、ガイドラインとして各国の法律に適用できるよう運営しているという点で共通しています。
しかし、アメリカの場合は州によってこれらガイドラインの適用範囲が異なっていたり、罰則が違ったりすることから、ヨーロッパと比較するとまだまだ法整備には課題が多いということも言えるでしょう。

2.アメリカ産キャットフードの特徴

アメリカ産キャットフードの大きな特徴は、ヨーロッパ産キャットフードと同様に無添加であることと、グレインフリーの商品が多いことです。
猫は完全肉食動物なので、欧米では「穀物を猫に食べさせない」という考え方が浸透しており、アメリカでもこの考え方とAAFCOのガイドラインの浸透により、穀物でかさ増しされたキャットフードは少なくなりつつあります。

3.アメリカ産キャットフードの安全性

2007年にアメリカで起こった、中国から輸入した原料を使用したキャットフードが原因で、多くの猫が死に至ってしまった事件は覚えている方も多いのではないでしょうか。
これは、先に書いた通り、キャットフードの品質管理基準が連邦政府で定められている法律と州法の二重管理になっていることと、州によりAAFCOガイドラインの適用範囲が異なる事が原因で起きた事件だとも考えられています。
事件から10年経ちますが、現在のアメリカ産キャットフードは、食品医薬品局(FDA)が第三者機関として、異物や毒物の混入がないかどうかを確認したり、キャットフード業者に立ち入り検査をすることで品質管理・衛生面などで問題がないかどうかを調査したりすることで、ずいぶん品質が向上してきました。
事件当時は自宅に買い置きしてあるキャットフードの原産地が「アメリカ」と書いてあると不安になった方も多いと思いますが、今では「AAFCO基準」と書かれている事が安心材料になっていますね。

4.まとめ

アメリカ産キャットフードの品質基準と特徴、安全性についてご紹介しました。
ヨーロッパ同様にアメリカでも品質のガイドラインがしっかりと策定されており、確認や検証を常に行うことで安全管理に努めている事が分かりますね。
日本のペット用品店でも、「プレミアムキャットフード」として、グレインフリー、人工添加物不使用のアメリカ産キャットフードを見かけることが多くなりました。
愛猫の好みや健康状態に合わせて、アメリカ産キャットフードも選択肢として取り入れてみてくださいね。

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